October 21, 2005

岩手方式 -多重債務処理-

 今日の日経新聞に、岩手県消費者信用生活協同組合の取り組みが紹介されていた。
 岩手信用生協では、多重債務者に低利で融資、多重債務者本人の借金体質改善を図りつつ、生活再建を後押しするという。
 多重債務を整理しようとするときに、債務を一本化、低利融資してくれる金融機関を確保することが重要であることはいうまでもないが、その金融機関を確保することは、割と難しい。その意味でもこの岩手信用生協の活動は注目されるべきだが、本当に注目されるべきは、この活動のもっと深いところにある。
 人が多重債務に陥ったときには、えてして、一人で悩み考え込み、その結果泥沼に陥るというパターンにはまりやすいが、その閉ざされた多重債務者の心を、家族・親類等との対話を岩手信用生協が取り持つことで、その生活再建を後押ししようという点がこの取り組みで一番注目されるべきポイントなのだろう。
 現に、日経新聞の記事によれば、岩手信用生協が04年に債務相談を受けた約5000件のうち、融資の実行件数は1000件弱であるという(大半の案件は家族等の支援・法的処理による解決を図ったという)。
 一部の議論としては、信用生協が消費者に金銭を貸し付けるということに対することへの批判もあるのだろうし、法的スキームを充実させることで解決すべき、多重債務者の再建は自己責任・本人まかせと割り切るのではなく、家族全体・地域社会全体の問題として、取り組むことの可能性・意義を見つめ直す必要があるのではないだろうか?

ビジネス未来人(NHK教育)

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October 11, 2005

ゲーム理論

このところ、色んなことがあったので、他にも書くべきことはたくさんあるのですが…

ゲーム理論を確立した経済学者2人が今年のノーベル経済学賞を受賞することが決定したらしい。
ゲーム理論は、大学に入学したときに、一番最初に学んだ(?)ことなので、なおさら印象深いのだろうが、現実の紛争処理、民事手続をみるときでも、今になってもやっぱり意識する。
ヤフーニュースより

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